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口臭

朝起きたときの口臭がキツいです。何か病気なのでしょうか。

口臭は、原因によって「一過性の口臭」と「慢性の口臭」にわかれます。さらに、慢性の口臭は「生理的口臭」と「病的口臭」にわかれ、それぞれで原因が異なります。
起床時の口臭は「一過性の口臭」である場合がほとんどですが、なかには「生理的口臭」や「病的口臭」が原因である人も。このうち、病的口臭は胃腸の病気の前兆症状として現れることも多いため注意が必要です。
まずは朝起きたときの口臭が何に由来するのかを把握し、口臭を引き起こす要因の改善を考えていきましょう。

■一過性の口臭
一過性の口臭は、一時的な要因によって発生する口臭です。
たとえば、就寝前にニンニクやニラなど臭いの強い食品を食べていた場合には、起床時に口内に臭いが残っていたり、胃腸から臭ってくることがあります。この場合の臭いは、臭いの原因となる食べ物に依存します。起きてすぐは臭いがキツくても、歯を磨いたりガムを噛んだりといったブレスケアを心がければ解消されるでしょう。
また、喫煙の習慣がある方の悪臭は、喫煙が原因に含まれる場合がほとんどです。煙草に含まれるタールは、歯や舌に付着したまま残りやすく、これが強い臭いを発します。喫煙したあとに歯や舌をしっかりケアせずに就寝してしまうと、朝起きたときの口臭がキツい臭いになってしまいます。就寝前に喫煙する習慣がある方は、喫煙後に歯磨きやうがいを徹底しましょう。
また、煙草に含まれるニコチンには血管の収縮作用があります。唾液腺周辺の血管が収縮することで唾液の分泌量が低下し、口内が乾燥しやすくなり細菌が繁殖しやすくなることも、口臭がキツくなる原因です。口臭をケアするためには、禁煙することがもっとも効果の高い方法ですが、どうしても禁煙できない人は歯磨きやうがいを徹底して清潔な状態を保つようにしましょう。唾液の分泌を促すために定期的に水分を補給することや、食事の際にはしっかりと噛むことも重要です。

■慢性の口臭
慢性の口臭は、慢性的な要因によって発生する口臭です。
原因によって、生理的口臭と病的口臭の2つにわけられます。

・生理的口臭
生理的口臭は、主に口内で細菌が繁殖し、臭いの原因となる揮発性硫黄化合物が生成されることで発生する口臭です。硫黄性化合物には硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドの3種類があり、いずれも生成される過程や臭いの質が異なります。
硫化水素は、一般的に「卵が腐ったような」と表現される悪臭を放つ物質です。人体にとっても有害で、高濃度の硫化水素を吸引すると命を落とす危険性があります。口内の細菌が生成する程度の硫化水素では、体に大きな悪影響を及ぼすことはありませんが、不快な刺激臭であることに違いはありません。
メチルメルカプタンは、一般的に「玉ねぎが腐ったような」と表現される悪臭を放つ物質です。人体内部にも存在している物質で、動物の糞やチーズにも含まれています。
ジメチルサルファイドは、一般的に「キャベツが腐ったような」と表現される悪臭を放つ物質です。また、いわゆる「磯臭さ」の原因にもなっている成分です。ジメチルサルファイドは、硫化水素やメチルメルカプタンとは異なり、口内細菌が原因で発生することはありません。ジメチルサルファイドが体内で生成されるのは内蔵、特に肝臓に病変があるときです。

・病的口臭
病的口臭は、歯周病、う蝕(虫歯)、歯石の蓄積などの口内環境の悪化が原因である場合がほとんどです。一過性の口臭とは違い、原因を治療し取り除くなど、積極的なアクションをとらなければ改善されることはありません。
また、内臓系の病気が原因であることもあります。その場合、臭いの質が「キャベツが腐ったような臭い」であれば肝臓、「大便の臭い」であれば腸、「アンモニアの臭い」であれば腎臓が病変部の可能性があります。
起きたときに限らず、自分がこういった口臭を発していると気づいたときには、なるべく速やかに医師の診断を受けましょう。

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