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虫歯

虫歯予防にフッ素がいいと聞いたのですが・・・。

虫歯は、日本人のおよそ8割が感染しているといわれています。
毎日歯磨きをしていても虫歯ができることがあり、なってしまったものは仕方ないと思う人もいるかもしれません。
しかし、歯医者で虫歯治療を行うとなれば、歯を削らなければなりません。虫歯の進行によっては治療時に激しい痛みを感じることもあり、多くの人はなるべく歯医者に行きたくないと思うことでしょう。
できるものなら、自分自身で虫歯予防をしたいものです。
そこで、ここでは「フッ素」による虫歯予防について詳しくご紹介します。

■フッ素の働きについて
「フッ素」という単語を耳にしたことはありますか?フッ素はたいていの歯磨き粉に入っているため、歯磨き粉のCMなどではフッ素という単語が飛び交っています。
しかし、実際にフッ素がどういったものなのか、どういった働きをしてくれるのか知らない人も多いはず。

フッ素は、虫歯に対する抵抗力を強める成分です。
例えば、歯垢(プラーク)の細菌の活動を抑えたり、溶けたエナメル質を補修してくれたり、歯質を強化してくれるなどの効果があります。

虫歯とは、簡単にいうと「酸によって歯が溶かされてしまう病気」のことです。
また、その虫歯の原因となるのが「ミュータンス菌」という細菌です。この細菌は、口内にある糖によって活発に働くようになり、歯垢を作り出します。そして、その歯垢の中で酸を出し、虫歯を引き起こすのです。
毎日きちんと歯磨きをしていてもどこかに磨き残しがあれば、そこでミュータンス菌の働きが活発になり、虫歯を作り出してしまうのです。

フッ素には、ミュータンス菌の働きを弱め、歯垢が作る酸の量を抑える働きがあります。

また、初期状態であれば、歯に必要な栄養素であるカルシウムやリンを再石灰化することで、虫歯を治すこともできるのです。フッ素には、虫歯によって歯から溶け出してしまったカルシウムやリンの再石灰化を進行させる働きもあるのです。

■海外では、フッ素水道が導入されている
現在、日本ではまだまだフッ素が普及していませんが、アメリカやヨーロッパでは虫歯の予防が常識になっています。さらに、その決め手はフッ素にあるといわれています。
アメリカでは、1940年代に水道水のフッ素化を導入し、現在ではアメリカの人口の約3分の2はフッ素かされた水道水を利用しています。また、アメリカやヨーロッパ以外にも、韓国や香港、マレーシアなどの国々で水道水にフッ素が用いられています。

■フッ素で虫歯を予防する方法
フッ素によって虫歯を予防する方法は以下のようなものがあります。
・フッ素塗布
・フッ素入り歯磨き剤
・フッ素洗口

海外には、フッ素水道が導入されている国もありますが、日本では現在のところフッ素塗布、フッ素入り歯磨き剤、フッ素洗口のみが行われています。

歯医者で行われているフッ素塗布は、高濃度のフッ素を歯に取り込むことができるので、数ヶ月間の効果が得られます。1回の施術にかかる時間は15分程度で、かかる費用も2,000円前後です。
また、歯磨き剤であれば、毎日の歯磨きに用いることができます。

フッ素には、毒性があるため、大量投与したときには体に異変をきたすことがあるとされていますが、虫歯予防に用いられる程度の投与量であれば、心配はありません。
また、フッ素は食べ物や飲み物から自然に少しずつ体内に取り込んでいます。ですから、大量に使用しなければ体に悪影響を及ぼすことはないと考えてよいです。

このようにフッ素は、虫歯の予防に効果的な成分なのです。
初期虫歯の場合は、フッ素を塗ることで治癒を助けてもらうこともできるので、毎日の歯磨きにフッ素入りの歯磨き剤を用いるのはもちろん、歯医者でフッ素塗布を行えば、より効果的に予防ができるでしょう。

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