お役立ちコラム

親知らずの治療後にキツい口臭が…そんなときの対処法

口臭

■親知らずを抜いたことで、痛みや出血、口臭が発生
一般的に17〜25歳のうちに生えてくるといわれる親知らず。口内の最も奥側にある歯のことを指しますが、これは歯並びを乱す原因となりうるもののため、歯医者で抜歯を受ける人は多くいます。しかし、抜歯後はさまざまな問題が出てきます。例えば、抜歯した部分から感じる痛みや出血などがありますが、ほかにも「口臭」も多くの人を悩ませている問題のひとつです。口臭があると、自身だけでなく周りの人をも不快にさせてしまう恐れがあります。

では、なぜ抜歯後は口臭が発生してしまうのでしょうか。今回は、口臭が発生する原因と、効果的な対策法をご紹介します。

■傷口に溜まった食べカスや細菌が原因となる
親知らずを抜歯することで、なぜ口臭が発生してしまうのか。その原因は残った傷口にあります。抜歯をしたあと、その部分はしばらく傷口として残ることになります。このときに痛みを感じたり、刺激によって出血したりといった問題が生じることがありますが、傷口は時間が経てば自然に治るため心配はありません。しかし、傷口部分はどうしても細菌や食事の残りカスが溜まりやすく、これが原因で口臭が発生してしまうのです。

転んだときに擦りむいた膝にやがてかさぶたができるように、抜歯後の傷口にもかさぶたができます。これは非常にデリケートで、強い刺激を与えると剥がれて完治が遅くなるため、あまりに入念な歯磨きは難しいといえます。よって、口臭の抑制が難しいとされているのです。

■コンパクトな歯ブラシで清潔な口内をキープ
親知らずの抜歯により発生する口臭をなくすためには、口内を常に清潔な状態にしておくことが大切です。臭いの原因となる細菌や食べカスが一切ないような口内をキープすることで、臭いを緩和することが可能です。ただ、完全に臭いをなくすことは非常に難しいとされています。

清潔な口内をキープするために利用できるものが、「ヘッド部分がコンパクトな歯ブラシ」です。コンパクトタイプなら、傷口に張ってあるかさぶたを剥がさずに歯を磨くことができます。傷口には触れないように、小刻みにヘッドを動かしながら磨いていくといいでしょう。なお、通常サイズの歯ブラシの利用やマウスウォッシュを使った頻繁なうがいはかさぶたを剥がす原因となりうるため、やりすぎないように注意が必要です。

■手軽にできる、おすすめの口臭対策
歯磨き以外の口臭対策としては、ガムやタブレットの利用がおすすめです。口臭対策に効果的なガムを噛めば、口内をいい具合に香りづけすることができます。また、ガムを噛むことで唾液の分泌が増えるため、口内を清潔な状態に保つために最適です。
ガムを噛み続けることが難しいという人は、舐めて溶かすタイプのタブレットを利用するとよいでしょう。特に、口臭対策に効果的なものは「乳酸菌」が配合されたタブレットです。乳酸菌には、口内の細菌バランスを整える力があります。そのため、口臭の発生を元から断ち切ることができるのです。

■できるだけ傷口を刺激しないように心がけること
親知らずの抜歯による口臭は、個人差はありますが1〜2週間程度でおさまります。しかし、自身の口から少しでも臭いがするとどうしても気になってしまうものです。これをどうにかしようと頻繁に歯磨きやうがいをしたり、ついつい舌でかさぶたをいじってしまったりする人もいますが、それでは臭いを悪化させる恐れがあります。確かに、上記で説明した対策法は非常に有効ですが、ある程度の臭いは仕方がないと理解しておくことも大切です。

コンパクトな歯ブラシを使って歯を丁寧に磨くこと、ガムやタブレットをうまく取り入れて口臭対策を施すこと。地道な対策法かもしれませんが、口臭を効果的に防ぎたいという人は参考にしてみるといいでしょう。

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