お役立ちコラム

口臭の原因のひとつ蓄膿症

口臭

■口臭を引き起こす口腔内の病気
多くの人を悩ませる口臭。口臭が起こる原因には、緊張や不安、ストレスなど誰にでも起こりえる生理的口臭、歯垢や舌の汚れから発されるニオイが原因となって起こる衛生的な口臭があげられます。そして、口臭は体内や口の中の疾患が原因となっても起こります。疾患が関係して起こる口臭では、虫歯や歯周病などの口の中の細菌によっても起こるものが代表的です。しかし、疾患が関係して起こる口臭の中には、口以外の疾患が関係して起こるものもあります。それは、蓄膿症です。近年、蓄膿症が原因で起こる口臭に悩まされている方も多いといいます。蓄膿症は、虫歯や歯周病に比べて、そこまで知名度が高くない疾患です。今回は、蓄膿症の症状と口臭の関係性についてご紹介します。

■蓄膿症って、どんな病気?
蓄膿症という言葉を聞いたことがある方は多いはず。でも、そういう方のほとんどは、蓄膿症の具体的な症状に関してご存知ないと思います。蓄膿症と口臭の関係性についてご説明する前に、まずは蓄膿症がどういった病気であるかをご説明しましょう。
蓄膿症とは、簡単にいうと鼻の奥に膿が溜まってしまう病気です。鼻の奥には、副鼻腔という部分があります。ここに膿が溜まってしまうことにより、頭痛や目の奥の痛み、慢性的な疲れや集中力の散漫などの症状に襲われます。
蓄膿症は薬などでも治療できるようですが、悪化すると溜まった膿を取り除く手術が必要になる場合もあるようです。そのため、蓄膿症を患っている方は早急に病院へ行き、まだ症状の緩い段階で治療するのがベストです。

■蓄膿症の原因って?
鼻の奥の副鼻腔に膿が溜まってしまう病気、蓄膿症。そんな蓄膿症は、何が原因で起こる病気なのでしょうか? その原因で一番多いケースは、虫歯だといわれています。特に、子どもの頃の虫歯が原因となり、慢性的な蓄膿症を引き起こしている方が多いようです。
虫歯を患うと、口の中に細菌が増えます。口と鼻は繋がっていますから、その細菌が鼻の器官に入りこんで炎症を起こし、その炎症のせいで膿が生じ、蓄膿症になってしまうようです。
また、虫歯のほか、風邪も蓄膿症を引き起こすといわれています。虫歯と同様、ウィルスが鼻の器官に入り込み、炎症を起こし、蓄膿症の症状である膿を作りだしてしまうようです。

■蓄膿症が口臭を引き起こすって本当?
鼻の奥で生じる病気、蓄膿症。蓄膿症は、口臭を引き起こす原因にもなります。「鼻の病気なのに、なぜ口臭と関係あるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。しかし、鼻と口の器官は繋がっています。そのため、鼻の中で溜まった膿のニオイがそのまま口のほうへと流れてしまい、結果、口臭を引き起こすというわけです。
また、蓄膿症になると鼻呼吸がしづらくなり、結果、口呼吸が中心となってしまいます。すると、口を開けることが癖になってしまい、常に口の中が乾燥気味に……。鼻から口へ伝わる膿のニオイに加え、口内乾燥による口臭までも引き起こしてしまう負のスパイラルというわけです。

■蓄膿症の改善は口臭予防にもつながる!
頭痛、疲労、眼の痛みといった蓄膿症の症状でお悩みの方は、今すぐ病院へ行って治療を受けましょう。前項でもお話した通り、蓄膿症の症状は、初期であれば薬で治療することが可能です。放置していると症状が悪化し、手術による治療が必要となってしまいます。そうなれば、膿も酷くなり、口臭もなおさらきつくなってしまうはず。自分の体のためにも、蓄膿症でお悩みの方は早期治療を。治療を受けることで鼻の中の膿もなくなりますし、鼻呼吸もスムーズに。蓄膿症による口臭で悩むこともなくなります。

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