お役立ちコラム

治療を受ける前に病院で行われる口臭検査

口臭

口臭が気になるという場合には、口臭治療を受けることで口臭を抑えることができます。
しかし、自分では口臭がきついと思っていても、実際には口臭の原因となるようなものがなく、ただの思い違いであったという可能性もゼロではありません。
そのため、口臭治療を行う前には必ず口臭検査が行われます。
病院で行う口臭検査にはいくつか種類があり、さまざまな視点から口臭の原因を探ることが可能です。
検査を受ける前に、どのような検査が行われるのか一度目を通しておくといいでしょう。
そこで今回は、病院で行われる口臭治療の前の口臭検査についてご紹介します。

■検査を受ける前に
病院での口臭検査を受ける前に、注意しておかなければいけないことがあります。
口臭検査の種類はさまざまですが、これらを全て行うわけではありません。個人の状態を診察し、それによって必要だと判断された検査だけを行います。そのため、事前に調べた検査内容が行われないことがあることは覚えておきましょう。
また、口臭検査は全て自費診療となります。つまり、保険が適用されないのです。このことから検査費用は比較的高額になることが多いため、病院側も一度に行う検査の数はできるだけ少なくしています。どれくらいの検査を行うのかは各病院によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。

■病院で行われる口臭検査
以下に、治療の前の口臭検査で行われる検査内容についてご紹介します。前述のとおり、これら全てが行われるわけではありませんが、参考までに確認しておきましょう。

・口腔内検査、レントゲン検査
口腔内検査は、口のなかに口臭の原因となる疾患があるかどうかを診査するものです。口臭の原因となる疾患としては、歯周病や虫歯、口腔粘膜病などがあげられます。
口腔内検査は目に見える範囲しかわからないため、より深く診るためにはレントゲン検査を行います。レントゲン検査では、歯並びや噛み合わせなど骨の段階から診査することができます。

・唾液検査
唾液検査は、唾液の分泌量や酸を中和する能力を測定するための検査です。検査の際には、CAT21バフやサリバPETキットなどが使用されます。こういった唾液の能力を確認するほか、唾液の色や濁度といった唾液の状態を診ることもあります。

・口臭測定器
口臭測定器を使った検査では、口臭を直接検査します。この検査では主に、オーラルクロマ、ハリメーター、インキュベーターという方法が使用されます。
オーラルクロマでは、口臭そのものの有無の判定や口臭の原因である口腔ガスの濃度などを調べることが可能。ハリメーターでは口腔ガスや呼気ガスの測定とともに、揮発性イオウ化合物を測定することができます。揮発性イオウ化合物は、口臭のもとに。インキュベーターは前者2つとは異なりガスの測定をするわけではなく、唾液を体温くらいに温めて臭いをかぎ、自分の口臭を確かめることができます。

・舌診
舌診では、舌の色や形、付着物などの診査を行います。舌の状態は口臭との関係も深く、口臭の原因を探るひとつの指標になります。

・官能検査
官能検査は口臭測定器を使った検査と同じく臭いで判断する検査方法ですが、特別な器具を使うのではなく医師が直接臭いをかぎます。機械には判断できない微妙な感覚も判断材料とするので、医師の知識や経験が大きく反映される検査方法です。

・尿検査
尿検査は口臭そのものに関する検査ではなく、口臭のもととなるような疾患がないかを検査するために行います。

■気になったらすぐ相談を
これら全部で7種類の検査があり、どれも適している状況が変わります。場合によっては全て行われることもありますが、基本的には個人に合わせて選択されます。
口臭検査によって異常がないと判断されれば、自分が気になっていたとしても治療を受ける必要はないということになります。逆に自分は気にしていなくても周囲の人から指摘され、検査を受けると異常が見つかった、ということもあるため、違和感があった場合には医師に相談するようにしましょう。

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