お役立ちコラム

親知らずの治療を受けた後の穴がふさがる時期

親知らず

親知らずの治療は抜歯をすることがほとんどなので、術後は抜歯箇所に穴が空くことになります。抜歯後も、場合によっては縫合を行わないことがあるため、何かと穴が気になることもあるでしょう。たとえば食事をするときは、穴にものが詰まらないか不安になるものです。

こういった不安を緩和させるためには、だいたいどのくらいの期間で穴がふさがるのかを覚えておくといいでしょう。そこで今回は、親知らずの治療後に穴がふさがるまでの期間や、もし穴に詰まってしまったときにはどうすればいいのかなどについてご紹介します。

■親知らずの治療から穴がふさがるまで
親知らずの治療をしたあと、穴がふさがるまでにはどれくらいの期間が必要なのでしょうか。これには個人差があり、また、施術の状況やどこの歯を抜いたのかによっても変わってきます。たとえば上の親知らずの治療を行った場合、縫合をしないことがほとんどです。そのため、穴が空いていることに違和感を覚えることもあるでしょう。しかし、上の親知らずは痛みがなくなると同時に気にならなくなることが多く、穴が完全にふさがっていなくても影響はそれほど多くありません。そのため、1週間もすればあまり気にならなくなります。

下の親知らずの場合、抜歯後に縫合すれば穴はふさがるため、食べ物が詰まる心配もありません。強い刺激を与えないようにすれば、そのまま穴は完全にふさがります。縫合をしなかった場合は、食事のときにも影響を受けやすい部分なので非常に気になることが多いものです。穴が完全にふさがるまでには3か月ほどかかるため、その間、食事には気をつけなければいけません。とはいえ、硬いものが傷口に触れないようにすればいいため、そこまで神経質になることもないでしょう。

■もしも食べ物が詰まった場合には
どれだけ注意して食事していたとしても、食べ物が穴に詰まることを完全に防ぐことはできません。穴にカバーでもかぶせない限り、穴に詰まってしまう可能性は常にあります。もし穴に詰まってしまった場合には、無理矢理に取ろうとしないことが大切です。

歯にものが挟まったときには、つまようじなど硬いもので取るのが一般的です。しかし、治療後の穴にも同じようにしてしまうと、せっかくふさがりかけていた穴が再び開いてしまう原因になります。そのため、硬いもので無理に取ろうとするのはやめておきましょう。穴に詰まってしまった場合には、うがいで取るのがいいでしょう。食べ物程度であれば水の力で十分に取ることができますし、傷口を刺激する心配もありません。また、抜歯後の穴を洗浄する専用の器具として、針のない注射器のようなものが販売されています。これを使えば強い水流をピンポイントで送り込むことができるので、詰まった食べ物も取りやすくなります。市販されているので、入手しやすいのもポイントです。

それでもまだ取れなかった場合には、歯医者で取ってもらうこともできます。どうしても気になるという場合には利用するのもいいでしょう。

■穴がふさがらないこともある?
前述したように、縫合しなかった場合でも3か月もすれば穴は完全にふさがります。しかし、場合によっては3か月が経過してもふさがらないことがあり、1年以上ふさがらないままということも。穴がふさがらない原因としては、親知らずが完全に取れず一部が残ってしまっていたり、細菌感染によって骨の表面が壊死してしまっていたりといったことが考えられます。
半年ほどふさがらないことはよくありますが、それ以上となると正常な状態であるとはいえません。もしこんな状態になった場合には、すぐに歯医者で診てもらいましょう。

■気になっても触らないように
親知らずの治療後の穴は、気になって触ってしまうことも多くあります。しかし、こういった行為は治りを遅くしてしまうこともあるため、あまり触らないように注意しましょう。前述のとおり、あまりにも穴がふさがらない場合には異常が発生しているということなので、すぐに歯医者に相談してください。

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