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抜歯なんて怖くない!親知らず治療の静脈内鎮静法

親知らず

ズキズキと痛む親知らず。痛みを止めようと歯医者に行くと「抜歯が必要です」と言われて話を進めたはいいものの、親知らずの抜歯治療について調べてみて唖然。「治療中の痛みがひどくてトラウマになった」なんて話を耳にすることがあり、抜歯治療に恐怖を感じている人が多くいます。

「親知らずの抜歯=痛い」というイメージを持っている人がほとんどですが、抜歯治療の静脈内鎮静法であれば、痛みを感じることなく抜歯ができます。そこで、ここでは親知らずの静脈内鎮静法について詳しくご紹介します。

■点滴によって意識がぼんやりとしていく
静脈内鎮静法とは、鎮静剤などの薬剤が含まれた点滴をすることで、意識をぼんやりとさせてリラックスした中で治療が受けられる方法です。病院によっては、リラックス麻酔という表現をしているところもあります。

静脈内鎮静法は、全身麻酔とは異なりますので、完全に意識がなくなるということはありません。例えるのであれば、居眠りをしているような状態のこと。治療中に体をゆすったり、話しかけたりすると、問いかけに答えられる人もいますが、ほとんどの人はそのことを覚えていないようです。居眠りをしているときに、電話がかかってきて、電話に出たものの肝心の電話の内容を覚えていない……なんて経験をしたことはありませんか。静脈内鎮静法は、この状態と似ています。

痛みはもちろん、緊張もなくなるので、治療中に不快に感じることもありません。実際は、数時間かかっているような治療も、治療を受けている本人にとっては、20〜30分程度にしか感じないようで、静脈内鎮静法を受けた人の多くは「あっという間に抜歯が終わった」と感想を述べています。

■安心して治療が受けられる
静脈内鎮静法と同じような治療法として、笑気ガスを使用することがあります。笑気ガスの使用は、歯の治療ではポピュラーな方法のひとつです。しかし、この笑気ガスは人によって効かないこともあるのです。せっかく勇気を振り絞って抜歯治療を受けることにしたのに、ガスが効かず、痛みをこらえるのが辛かったという経験をしたことがある人もいるでしょう。そのような経験をした人はもう二度と抜歯治療を受けたくないと思ってしまいますよね。

静脈内鎮静法は、笑気ガスと違って患者さんの状態を見ながら、徐々に点滴量を調節していきます。ですから、効かないということがあまりありません。安心して治療が受けられます。

■静脈内鎮静法について注意しておくべきこと
静脈内鎮静法であっても、麻酔が切れれば痛みを感じるようになるので、全く痛みを感じることなく治療ができるのかといわれるとそうではありませんが、他の治療に比べると痛みを感じる割合は低いので、痛みに弱い人や、抜歯治療に勇気がでないという人は、静脈内鎮静法によって抜歯治療を受けることをおすすめします。しかし、静脈内鎮静法はどこの歯医者でも実施できるわけではありません。静脈内鎮静法を行うには、麻酔医が必要だからです。静脈内鎮静法によって、親知らずを抜歯したいのであれば、事前に歯医者を調べておきましょう。

また、静脈内鎮静法を考えているのであれば、費用にも注意しておいてください。基本的な親知らずの抜歯治療には保険が適応されますが、静脈内鎮静法で抜歯をするとなると実費になる歯医者がほとんどです。そのため、通常の抜歯治療に比べて高額になることが多くあります。しかし、大学病院など大きな病院の口腔外科であれば、保険が適用されることもありますので、費用についても事前に調べておきましょう。

歯医者によっては、診察を受けなくても電話などで静脈内鎮静法をしているかどうか、費用はいくらくらいかかるのかを教えてくれます。親知らずの静脈内鎮静法について気になった人は一度、問い合わせをしてみるといいでしょう。

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