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薬用成分入りがおすすめ!歯周病予防のための正しい歯磨き粉選び

歯周病

日本人の多くの人が発症する歯周病は、重症になると歯が抜け落ちてしまうような恐ろしい病気です。歯周病を予防するには、何よりも毎日の歯のケアが大切ですが、ケアの仕方を間違えると逆効果になってしまうことも考えられるため、正しいケアを身につけて歯周病をしっかり予防しましょう。
ここでは、歯周病予防に最適な正しい歯磨き粉の選び方についてご紹介します。

■歯周病ってどんな病気?
歯周病とは、歯と歯肉の間の歯周ポケットに歯垢がたまっていくことによって発症する病気です。歯垢には、歯周病の原因となる歯周病菌がたくさん生息しており、毎日キレイに除去することが予防を行う上で最も大切です。しかし、歯周ポケットの奥までブラッシングするのは非常に難しいため、知らず知らずのうちに歯肉が歯周病菌に侵され、歯周病の症状が現れます。
歯周病の初期症状は歯茎の腫れやブラッシングによる歯茎からの出血が見られます。症状が進行していくと、口臭が気になったり、歯茎の奥がムズムズしたり、口内にさまざまな異常が発生します。症状の中期までは歯医者での治療でなんとか治すことができますが、症状がさらに進行すると歯茎や歯全体が歯周病菌に侵され、歯と歯を支える顎の骨が離れていき、歯茎は膿で埋め尽くされます。この状態にまでなると、歯医者での治療も不可能で、残された選択肢は抜歯だけになってしまうでしょう。

■毎日のケアの効果を高める歯磨き粉
歯周病を予防するために大切なのが歯磨きです。歯についた歯垢を取り除くことによって、歯周病の発症を未然に防ぐことができます。しかし、歯周ポケットは溝になっており、その内部に入り込んだ歯垢は歯磨きで除去することはできません。そのため、歯周病予防では薬用の歯磨き粉などを使って、しっかりと殺菌することが大切です。

■薬用成分の入った歯磨き粉とは?
歯磨き粉には大きく分けて、「医薬部外品」と「化粧品扱い」の2つの種類があります。医薬部外品とは薬用成分を含んだ医薬品に近いもので、殺菌効果が高いものを指します。逆に化粧品扱いのものは、薬用成分があまり含まれないもので、審美効果が高いものを指す場合が多いといえるでしょう。
どちらの歯磨き粉にもそれに合った効果がありますが、歯周病を予防するという観点からすると、薬用部外品の歯磨き粉の方が適しているといえます。どちらのタイプの歯磨き粉であるかはパッケージに記載されているので、表示を確認して自分の目的に合ったものを選ぶとよいでしょう。

■歯周病予防に最適な成分
医薬部外品の歯磨き粉の中でも、以下のような成分が含まれているものが、歯周病予防に最適です。

・デキストラナーゼ(酵素)
デキストラナーゼは酵素の一種で、歯垢を分解する効果があります。成分がブラッシングでは届かない歯周ポケットの奥まで浸透するため、ポケット内部の歯垢も溶かすことができるのです。また、歯垢の付着を防ぐ効果があるため、デキストラナーゼ配合の歯磨き粉を使うことで、歯周ポケットに歯垢がたまりにくくなるという効果も期待できます。

・オウバクエキス
オウバクエキスは、組織や血管を収縮させる効果があり、歯周病菌の感染によって引き起こされる症状を抑えることができます。この効果は抗炎症作用、収れん作用と呼ばれているもので、トラネキサム酸、塩化ナトリウムなどにも含まれています。

歯周病予防としては、プラークを分解する効果、抗炎症作用、収れん作用があるものが効果的です。歯周病にかかる前から、デキストラナーゼ、オウバエキスなどが含まれている歯磨き粉を使って、毎日のケアの質を高めましょう。継続した質の高いケアによって、歯周病を未然に防ぐことができます。

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