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これで虫歯予防が!今日から始めたい重曹うがい

虫歯

■虫歯予防に、これからは「重曹」!
虫歯予防にはフッ素ということがよく知られていますが、近年になって「重曹」にも虫歯予防の効果はあることがわかってきました。今回は、虫歯予防だけでなくお口の悩みにも効く「重曹うがい」について、ご紹介します。

■重曹うがいのいろは
重曹は弱いアルカリ性を持ち、食事のあとで酸性になった口内を中和してくれます。虫歯菌は歯垢を溶かした酸で虫歯を作るので、こまめな重曹うがいは虫歯を防いでくれるのです。

現在流通している重曹は「食用」「薬用」「工業用」の三種類があります。
食用は「ふくらし粉」としても使われ、焼き菓子をふくらませるために必要です。薬用重曹は粒子が細かく、胃腸薬に含まれるほか、お掃除用としても売られています。一方、工業用は粒子が荒く、がんこな汚れを落とすためのクレンザー代わりとして安価で売られていることがあります。重曹うがいには、食用か薬用のものを使いましょう。工業用の重曹には、汚れを落とすための界面活性剤が入っていて、口に入れてしまうと危険です。安いからといって工業用の重曹を使ってはいけません。食用の重曹の中にはデンプン質を含んだ「ベーキングパウダー」がありますが、重曹うがいに使うなら無添加の「食用重曹」がいいでしょう。

重曹の選び方がわかったら、次はうがい液の作り方をご紹介しましょう。
水100ccあたり小さじ半分の重曹を入れ、しっかり混ぜきります。きれいに混ざったら、そのうがい液で30秒間うがいをします。効果を期待して重曹を入れすぎると、口内の粘膜を痛めてしまうので注意が必要です。うがい液は分量を守って作りましょう。
なお重曹には塩分が含まれているので、口に含むとしょっぱさを感じることがあります。しょっぱい味がどうしても気になる方は、重曹うがいの後に水で口をすすいでもいいでしょう。

■重曹うがいに期待できるさまざまな効果
アルカリ性を持つ重曹は、酸化した口内を中和してくれるので、酸化物による口臭を防ぐ効果があります。酸化物による口臭の主なものは、コーヒーを原因とする口臭です。コーヒーは口内のpH値を下げ、酸化させることで口内の唾液の量を減らしてしまいます。すると口内が乾燥し、雑菌が繁殖して口臭に結びついてしまうのです。コーヒーを日常的に飲む方は、重曹うがいを試してみてはいかがでしょう。
そのほかにも、重曹うがいにはさまざまな効果が期待されています。
・口内の不快なネバネバ感を解消して、歯周病を予防改善
・酸性になった口内を中和し、初期虫歯の進行を食い止める
・歯垢や歯石の予防
・口臭の原因とされる舌苔(ぜったい)の除去予防

舌苔とは、舌の表面にできる白っぽい細胞の角質です。舌苔の隙間に汚れや細菌が溜まると、口臭を引き起こす原因になります。舌ブラシでケアすることもできますが、重曹うがいをすることでさらに効率的に舌苔の除去や予防ができます。
舌苔は、食べかすや唾液の減少による口内の乾燥などが原因でできることが多く、意識的に除去しない限り、ピンク色の舌に戻ることはありません。舌苔は病的なものではありませんが、虫歯予防という点からみても、除去して損はありません。ただし、舌ブラシで磨きすぎると舌の粘膜を傷つける心配も。舌ブラシの使用は1日1回に留め、重曹うがいと併用して少しずつ除去していくといいでしょう。
重曹はほとんど無臭のため、歯磨き粉などの匂いに敏感に反応してしまう妊婦の方には、毎日の歯磨きの代わりとしても便利です。食用重曹や薬用重曹を使えば、お腹の赤ちゃんへの影響もありません。
重曹うがいは、老若男女を問わず気軽に実践できるオーラルケアと言えるでしょう。

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