お役立ちコラム

早期発見が肝。歯周病の症状チェック

歯周病

■放置すると怖い歯周病
歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がない病気です。歯や口内に異常を感じたときには、すでに歯周病がかなり進行してしまっているというケースも。今回は、注意したい歯周病の自覚症状についてご紹介します。

■歯周病の症状をチェック
以下のような自覚症状があるときは、要注意です。歯周病が進行している可能性がありますので、早めに歯科で医師の診断を受けましょう。

・固いものを噛んだときや歯磨きのとき、歯茎から血が出る
歯茎には多くの毛細血管が通っています。歯周病菌によって炎症が起こった部分に歯ブラシなどの固いものが当たると、炎症部分から出血してしまうことがあります。歯茎からの出血があった場合は、歯周病の可能性を考えてみましょう。

・口臭がある
それまでは口臭がなかったのに、ある日突然、口臭がするようになったという人は、歯周病の可能性があります。歯周病菌が口内で繁殖することによって口臭が起こり、強烈な匂いがすることが特徴です。口臭は自身ではなかなか気づけない、また周囲も指摘しにくいデリケートな問題です。口臭に気づいたときには歯科医に相談してみましょう。

・口の中がネバネバする
唾液の中に歯周病菌が多く含まれていると、ネバネバとした状態になります。朝、起床したときに口の中がネバネバする感じがあったり、口内に不快感があって気持ち悪いと感じたりしたら、歯周病菌が増えてしまっているかもしれません。

・歯茎が腫れている
歯茎が腫れたり、指でさわるとブヨブヨと柔らかくなったりしているのも、歯周病によくみられる症状です。

・歯茎の色が赤や赤紫色になった
健康な歯茎はピンク色をしていますが、歯周病になってしまうと歯茎の色が赤く変化します。さらに症状が進むとだんだんと色が暗くなり、赤紫のような色になります。

・歯茎などから膿(うみ)が出る
歯茎からの出血は歯周病のサインですが、さらに症状が進むと歯茎から膿が出るようになってしまいます。膿が出るようになると痛みを伴い、治療にも長い時間がかかるようになります。

・固いものを噛むと痛い
歯周病になると、歯を支えている歯茎や骨などが弱ってしまいます。おせんべいやリンゴなど、固い食べ物を噛むと歯茎や骨が歯を支えることができなくなり、痛みが生じることがあります。

・歯がグラグラする
歯周病にならなくても、歯自体は指でさわると少し動きます。多少、動く程度であれば気づかないことも多いですが、歯周病になると歯を支える周辺組織が歯周病菌によって侵されてしまい、歯茎と歯をつなぐ歯根膜や骨が溶かされてしまうのです。その結果、指で大きく動かせるほどに歯がグラグラしてしまうことも。
人差し指と親指で歯を軽くつまみ、動かしてみたときに明らかに大きく動くときは要注意。指でつままなくても、舌で歯が動かせるほどにグラグラしている歯がある場合は、歯周病がかなり進行している状態です。できるだけ早く歯科医の診察を受けましょう。

・歯茎が下がり、歯が長く見えるようになった
歯周病になると歯茎が後退し、以前よりも歯が長くなったように見えます。鏡の前で歯を見たとき、「昔よりも歯が長く見えるようになった」と感じたら、歯周病を疑ってみましょう。

・歯と歯の隙間が大きくなり、ものが挟まりやすくなった
歯周病になると、歯周病菌により歯の周辺組織が侵されてしまいます。その影響で歯と歯の間の隙間が大きくなってしまったり、歯並びが悪くなったりする症状も起こるのです。歯が浮いたような違和感を覚えたり、噛み合わせが悪くなると感じたりするケースもあります。

・歯茎にむず痒さや痛みを感じる
歯周病は、歯茎に炎症を起こします。その影響で、歯茎に痒みや痛みを感じることがあります。

■歯周病はQOLと関係がある?
QOLとは、Quality Of Life(質の高い生活)のことです。歯周病は、ストレスによる歯ぎしりや食いしばり、不規則な食生活や適切でない義歯、被せ物なども歯周病を進行させる原因の一端となることがわかっています。正しい歯磨きのほか、食生活やストレスにも気を配って生活してみましょう。歯周病の予防のほか、症状の進行を食い止めることにもつながります。

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